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店長:城島祐子
Winds!芸艸堂オンライン店の店長、4才の娘を持つ一児の母、城島祐子と申します。
芸術が好きな両親の元で育ったこともあり、短期留学していたイギリスでは美術館へ毎日のように通っていました。
木版画についてまだまだ知識は浅い私ですが、そんな私なりの視点で皆様にいろいろなことをお伝えできればと思います。
何卒よろしくお願いいたします。
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葛飾北斎(かつしかほくさい)

 

葛飾北斎、言わずと知れた浮世絵師の巨匠。生涯に3万点を超える作品を残した。

その代表作が『冨嶽三十六景』である。
60代から制作を始めたとされ、完成発表したのは、北斎72歳のときであった。
その大胆な構図は後にゴッホなど、西洋の芸術家たちに影響を与えたと言われるが、北斎自身もまた、遠近法の技法など西洋の技術を取り入れ、作品の制作にあたった。
葛飾北斎(Katsushika Hokusai)
葛飾北斎『冨嶽三十六景』
葛飾北斎『凱風快晴』(赤富士)拡大画像
葛飾北斎『凱風快晴』(赤富士)
凱風快晴、別名赤富士と呼ばれ、海外にも広く知られた作品。
他の冨嶽三十六景と同様、北斎が60歳を越えてから制作された。
赤いので夕焼けに染まっているのかと思えば、実は朝焼けに染まった富士を描いたもので、このように富士山が見える現象は1年に何度も見られないことから縁起の良い図柄として飾られることも多い。
この作品に関しては、実際にどの場所からの富士を描いたのかわかっておらず、そういったところも併せて神秘的な作品となっている。
 
 
葛飾北斎『神奈川沖浪裏』  
海外では"GREAT WAVE"や"BIG WAVE"とも言われる、神奈川沖浪裏。
迫力のある波間に富士を描いた大胆な構図が、海外の画家たちに大きな影響を与えた作品。

赤富士・黒富士と並んで、北斎作品の三役といわれている。
   
葛飾北斎『山下白雨』(雷富士)  
山下白雨。富士の裾野に雷を配すことで、麓の俄雨を想起させる作品。
雷を大胆に描いた構図から雷富士ともいわれ、また赤富士に対して黒富士ともいわれている。

赤富士同様、こちらもどの場所から描かれたのかわかっていない。
   
葛飾北斎『甲州石班澤』  
富士川の上流、甲州鰍沢から富士を描いたものと推定されている。

荒々しい富士川の流れの上に突き出た岩の上で漁をする親子。
岩の角度と、はるか高みに聳える富士の稜線とが対応して描かれている。
   
葛飾北斎『御厩河岸より両国橋夕陽見』  
御厩川岸より両国橋夕陽見。
先に見えているのは両国橋。船の弧と両国橋の弧が対比しており、中央に逆光の富士が鎮座している。

船上の鳥刺の持つ竿が、見事なアクセントになっている。
 
 
葛飾北斎『諸国瀧廻り』
 
葛飾北斎『美濃国 養老の滝』
葛飾北斎『美濃国 養老の滝』
『富嶽三十六景』の後に制作された『諸国瀧廻り』は、北斎70歳代の作品で、全国8か所の滝を描いたものである。
その中でも、特に人気の高い「美濃国 養老の滝」。元正天皇の逸話をはじめ、古来より全国に名を知られたこの滝は、江戸時代においても美濃の三大名所として、多くの旅人の集まる場所であった。
描かれた場面も、ちょうど滝に着いたばかりの旅人2人が滝を見上げている。先に着いた旅人たちであろうか。小屋掛けされた中で、休みながら何ごとかを話している。
中央に描かれた滝は、飛び散る水飛沫、滝壺から流れる水の有様が、まさに水の落ちる音が聞こえてくるかのごとき迫力で描かれている。